そのエレクトロ電子音楽は激しいロックの味がする ザ・ジェッジジョンソン 12WIRES 詳細と解説

このアルバムが世に出ることでようやくジェッジジョンンという音楽体が 理解されるのではないか ROCKIN’ON JAPAN 古川琢也

―解説「12WIRES」―

前作「ディスカバリーズ」から10ヶ月に満たない期間で新作を発表。短期間ではありながら実際の制作には前作の倍以上の時間を掛けて完成された本作「12WIRES」(トゥウェルヴ・ワイアーズ)で、インディーズ時代に「下北沢の影の実力派」と謳われたライヴバンドとしての本性を遂に見せ始めた。前作の緻密なハイクオリティのエレクトロミュージックはそのままに、より攻撃的に、よりロックを強く打ち出した本作は、「ライヴから生まれたエレクトロ」ザ・ジェッジジョンソンを語る上で重要なアイテムであり、現在の「エレクトロブーム」に新たな方向性を提示するアルバムである。バンドサウンドに違和感なく融合した変質的とも言われるほど神経質な藤戸じゅにあのプログラミング。もちろん、前作同様、全ての楽曲がライヴでの演奏を念頭に置いて作られている。ライヴにおいて真価を発揮する楽曲であるからこそ、ジェッジが「ライヴバンド=ロックバンド」として広く認められ、多くのライヴハウスから絶大な支持と協力を手にしてきたのだろう。前作が「エレクトロの側面」であるならば、本作は「ロックバンドの側面」を存分に表した作品だと言える。

ページトップへ

―より進化したサウンドクオリティ―

前作に引き続きプロデューサーは藤戸じゅにあが担当。作詞・作曲だけに留まらず、職人的なプログラミングテクニックに裏打ちされた緻密なアレンジと独特のメロディーには更に磨きがかかり、前作を超えるクオリティに仕上がっている。また、多くのバンドがエレクトロやプログラミングを導入する際、ビートに合わせてドラム・ギター・ベースを合わせるが、本作品で藤戸は生ドラムに、膨大な時間と神経を注ぎ込みプログラミングをあわせるという、通常とは真逆の発想を軸に制作を行っている。
また「隠しテーマ」として、昨今の海外で盛り上がりを見せる、ゲームのサウンドを基礎とした手法「チップチューン」を積極的に取り入れ、一見して真逆と思える「バンドサウンド」と「ゲームサウンド」を違和感無く、融合させるという実感的アプローチも見せている。
12曲の楽曲に加えて、前衛音楽的エレクトロニカ大爆発のインスト4曲を含む合計16曲を収録し、前作より更に進化したサウンドアプローチを見せている。

ページトップへ

―有数の「文学的歌詞」の復活―

元来ジェッジが楽曲・プログラミングと共に多くの支持を集めて来た要素の一つである「文学として確立された歌詞」が本作品にて復活。英詞が大半を占めた前作とは対照的に、多くの日本語詞がアルバムを飾り、ダイレクトに胸に響くメッセージを発している。
現実のサッカーかウイニングイレブンかはっきりしない世界を、キーワードとなる単語のみで連想させ交錯しながら突き進む、「ヘッドライナー・オブ・ジ・イヤー」。2008年の大型フェスティバル「ROCK IN JAPAN ESTIVAL 2008」出演時、不慮のトラブルから急遽生バンド化し、周囲に「オルタナバンド顔負けの爆音サウンドとテクニック」と言わしめたバンドサウンドを前面にフィーチャーした「ヴィーヴァス・ザ・ライオット」ではシニカルに社会を風刺し、「トゥウェンティ・マイルズ」では老人と主人公の「受け継いで行く」物語をやさしく描いている。そして本作における最大の「隠し球」であり、今後のジェッジのベストソングとして歌われていくであろう「百年の花」では現代文学が培って来た「暗喩(あんゆ)の手法」を盛り込み、ジェッジならではの物語を紡ぎだしている。

ページトップへ

―全てがジャケットイメージと連動したデザインワーク―

デザインワークには前作に引き続き藤戸じゅにあと、マキシマム ザ ホルモンなど数多くのアーティストジャケットデザインを手掛けるデザイナー・木山健司(PERMANENT ART DIRECTION AND DESIGN)に加え、前作収録の「Dancetek」ミュージッククリップを担当した映像クリエイター・阿部伸吾の三人が企画段階から集結。ジャケットデザイン・アーティストフォト・ミュージッククリップに至るまで全てのプロダクトコンセプトを統一し、一貫したイメージを作り上げている。また、本作品発売と連動したオフィシャルグッズも発売予定。ジェッジ初となるキャラクターグッズが遂に登場・・・?

ページトップへ

ーアルバム詳細ー

アルバム名:「12WIRES」(トゥウェルヴ・ワイアーズ)
製品番号:
レーベル:UNITED TRAX
価格:¥3,000(CD+DVD)/¥2,500(CD)

ページトップへ

ー収録曲ー

  • 1.HEADLINER OF THE YEAR(ヘッドライナー・オブ・ジ・イヤー)
  • 2.陽の当たる場所へ
  • 3.for the Right time(フォー・ザ・ライト・タイム)
  • 4.WIRES segment #1(ワイアーズ・セグメント#1)
  • 5.Vivas the RIOT(ヴィーヴァス・ザ・ライオット)
  • 6.Pixelstorm(ピクセルストーム)
  • 7.WIRES segment #2(ワイアーズ・セグメント#2)
  • 8.Cook it(クック・イット)
  • 9.Pizza(ピザ)
  • 10.WIRES segment #3(ワイアーズ・セグメント#3)
  • 11.on the White line(オン・ザ・ホワイトライン)
  • 12.20miles(トゥウェンティ・マイルズ)
  • 13.WIRES segment #4(ワイアーズ・セグメント#4)
  • 14.百年の花
  • 15.Say YEAH(セイ・イェア)
  • 16.CONTINUE?(コンティニュー)

全16曲収録



(DVD収録プロモーションクリップ)

  • 1.HEADLINER OF THE YEAR(阿部伸吾ディレクション)
  • 2.HEADLINER OF THE YEAR(阿部伸吾ディレクション)
  • 3.Terminal BreakDown(阿部伸吾ディレクション)

ページトップへ

ー購入特典情報ー

本作品をご購入の方にもれなく、ショップ店頭にて購入特典が付属致します。
購入特典はショップによって異なります。ご了承下さい。



【非売品プロモーションバッグ】

  • タワーレコード


【オリジナル缶バッジ】

  • HMV
  • TOWER RECORDS
  • Wonder GOO


【12WIRES告知ポスター】

  • ディスクユニオン

※一部お取扱いの無い店舗もございます。

ページトップへ